やわらぎ日記は、訪問診療を受けている場合だけが対象ですか?
がん患者さんで、訪問看護などのサービスを利用しながら自宅療養している患者さんを主な対象としていますが、どなたでも使用いただけます。外来通院中でも使用可能です。
日記にどのようなことを書けばいいですか?
患者さんの日々の気になる症状や食事、睡眠などの生活面、使用した痛み止めの記録など、「健康管理日記」として使ってください。医師や看護師がその記録を見ることによって、患者さんの自宅での様子を知ることができます。つらい症状があったり、書くことに抵抗があったりする場合は医療介護関係者のみの記入で結構です。
やわらぎ日記が不要になった場合はどうしたらいいですか?
事務局までご連絡ください。もしよろしければ、今後のパス改善のために使用したパスを見せていただくようお願いする場合があります。
対象者の判断はどのようにするとよいか
在宅サービスを利用して在宅緩和ケアを受ける予定のある、または受けている抗がん剤や放射線治療など積極的治療を行っていないがん患者さんを対象に作成されていますが、どのような方にもご使用いただけます。
運用開始はどのように行うか
がん診療連携拠点病院、訪問医、訪問看護師などどなたからでも運用を開始できます。
開始方法が分からない場合は、事務局までお気軽にお問い合わせください。
患者さん、ご家族への説明はどのようにするか
患者さん、ご家族用にやわらぎ日記 紹介パンフレットをリニューアル準備中です。医療・介護関係者向けやわらぎ日記使用説明書もあります。やわらぎ日記の説明の際にご活用ください。患者さん、ご家族が必ずしも記載していただく必要はありません。患者さん、ご家族の状況に合わせて使用してください。
やわらぎ日記の記載内容と自施設の記録が重複するのですが
プロフィールや診療情報の欄は既存の診療情報提供書や看護サマリーを代用していただいても構いません。複写式のものを自由記入欄に貼るなど、臨機応変に使用してください。
どうしてSTAS-Jで評価するのか
STAS-Jは、緩和ケアの評価尺度の一つです。医師、看護師など医療専門職種による他者評価となるため、患者さんに負担を与えないと言うメリットがあります。また、医療介護チームが患者さんの状態を共通言語で共有でき、素早く患者さんの症状に対処できます。
STAS-Jの評価に自信がない
やわらぎ日記の中で、STAS-Jの評価法をわかりやすくフローチャートで説明しています。患者さん、ご家族と関わっている医療チーム内で相談しながら評価することも可能です。
やわらぎ日記の経過記録票が詰まったらどうすればよいか
こちらのページからダウンロードしていただけます。また、福井県のホームページからもやわらぎ日記のpdfファイルを取得できます。必要な分だけプリントアウトして使用してください。
やわらぎ日記の周知活動はどのようにしていますか
やわらぎ日記に関する研修会、運用に関する個別相談会を定期的におこなっております。詳細な説明をご希望の方は、事務局までお気軽にご相談ください。
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