平成30年5月27日福井大学公開講座「親子で知って、考えよう!がんのこと、がん患者さんのこと」を開催しました。
参加者は、30名とやや少な目でしたが、小学1年生の親子から、がん患者さん、医療関係者の方々、県職員の方など幅広い層に参加頂けました。
第一部は、がんに関する基礎知識をクイズ形式で楽しく学びました。
「日本人が生涯のうちにがんになる確率は?(正解:2人に1人)」や、「1個のがん細胞が、1cmの塊になるまでにかかる時間は?(正解:10~20年)」に、参加者からは驚きの声が聞かれていました。
第2部では、自らがん患者さんであるがんサポートかごしま理事長三好綾さんによる命の授業でした。
子どもたちからの質問、「がんと診断された時はどんな気持ちでしたか?」にフリップを用いて答える三好さん。子どもたちも真剣な表情で聞いていました。
授業後、「がんは、必要以上に怖がる必要はないとわかった。」という参加者(小学5年生)の感想を笑顔で聞く三好さん。
三好さんの「子どもたちに、がんを教えるだけでなく、がんで命の大切さを教えたい」という言葉が印象的でした。
参加されたがん患者さんとも熱い意見交換がされました。「若い世代をがん検診に行かせたいが、仕事が忙しくて時間がない。」など、切実な意見を出してくださいました。
全問正解者には、講座終了後賞品が贈られました!
参加者全員に、表彰状と参加賞が贈られました。
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